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【気管支は鍛えられる?】気管支を鍛えるメリットや運動を紹介

【気管支は鍛えられる?】気管支を鍛えるメリットや運動を紹介

 

「気管支ぜん息」や「気管支炎」など、呼吸器系の疾患を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。気管支は、気管から肺へ続く空気の通り道のことで、この部分が炎症を起こすことで、息切れや、咳、たんなどの症状を引き起こすことがあります。

そこで今回は、気管支に関する基本的な知識から、気管支を鍛える方法をお伝えします。気管支を鍛えることのメリットについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

気管支のキホン

気管支とはそもそも私たちの身体のどの部分にあり、どのような機能を果たしているのでしょうか。さらに「気管支が弱い」とはどのような状態を指すのか、くわしく解説します。

 

● 気管が左右の肺に枝分かれした気管支

呼吸器とは、鼻から口、気管、肺など、外部からの空気を取り入れて吐き出す器官の総称です。呼吸器のうち、喉頭(こうとう)から肺まで続く細長い空気の通り道を気管といいます。さらに、気管が左右の肺に入り枝分かれしてからは、気管支と呼ばれます。

外部から取り入れられた空気は、気管を通って気管支に入り、さらに細かく枝分かれした肺胞に運ばれます。肺胞では、空気中に含まれる酸素と、体内で作られた二酸化炭素の交換が行われています。

 

● 気管支が弱いとはどのような状態?

  • 咳がなかなかおさまらない
  • 咳が長引く
  • たんが多い
  • 風邪気味の状態が続く

などの症状がある場合、「気管支が弱い」といわれることがあります。おもに小児期にいわれることがあるようです。

また、成人になってから「気管支が弱い」とは、気管支ぜん息の患者さんに該当することがほとんどです。

気管支ぜん息は、空気の通り道である気管支などの気道に炎症が起き、空気が通りにくくなる病気です。気管支ぜん息の特徴的な症状は、咳やたん、息苦しさや呼吸をするときに「ヒューヒュー」「ゼーゼー」などと音がするなどがあります。

このような症状が続いている方は早めに医療機関を受診し、正しい治療を受けること大切です。治療をせず放置していると、気道の炎症が悪化して、症状が重くなる可能性があります。

 

● 気管支は鍛えられる?

気管支そのものを鍛えることはできませんが、肺周囲にある横隔膜や肋間筋などの呼吸筋を鍛えることで、気管支を強化することにつながります。

また、ぜん息や気管支系疾患の方は、胸が閉じている状態のため、呼吸が浅いことが多いようです。腹式呼吸のように、深いところまで酸素を取り入れるトレーニングも効果的です。

 

気管支周辺の呼吸筋を鍛えるメリット

気管支を鍛える、つまり、気管支周辺の呼吸筋を鍛えることで、私たちの身体にはどのようなメリットがもたらされるのでしょうか。ここでは、

  • 肺活量が増える
  • 息切れしにくくなる
  • 誤嚥(ごえん)防止
  • 精神的に安定する
  • 免疫力が高まる

という、5つのメリットについてくわしく解説します。

 

● 肺活量が増える

気管支周辺の呼吸筋を鍛えることで肺活量が増えます。肺活量とは安静時の呼吸状態で最大限に空気を吸い込んだ後、できるだけ努力して吐き出した空気の量を測定したものです。肺活量が少ないとすぐバテてしまい、体力低下の原因に。肺活量が増えることは体力を向上させ、健康維持につながるのです。

 

● 息切れしにくくなる

気管支周辺の呼吸筋を鍛えることで息切れしにくくなります。息切れは、脳が呼吸筋へ出した指示と、実際の呼吸筋のはたらき具合の差によって起こります。

呼吸筋を鍛えることで、一度の呼吸でより多くの酸素を取り込むことができるため、息切れが出現しにくく、よりハードな運動をある程度の時間続けることができるでしょう。

 

● 誤嚥(ごえん)防止

気管支周辺の呼吸筋を鍛えることで、飲み込む力を維持、または増進させることができます。また、食べ物がのどに詰まって窒息することや、誤嚥性肺炎になるリスクも軽減させることができます。

誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液が気道に入ることによって細菌が肺に入り、繁殖して炎症を起こす病気。70歳以上の肺炎の約80%が誤嚥性肺炎であるといわれています。

 

● 精神的に安定する

気管支周辺の呼吸筋を鍛えることで、精神面にもよい影響をもたらすことがあります。呼吸筋の一種である横隔膜をしっかり使うと副交感神経を刺激し、心身をリラックスさせることができるといわれています。

 

● 免疫力が高まる

気管支周辺の呼吸筋を鍛えると、取り込める酸素の量が増えます。より多くの酸素を体内に取り込めるようになると血流が促進されるため、免疫力の向上にも役立ちます。

 

気管支周辺の呼吸筋を鍛える方法

気管支周辺の呼吸筋を鍛える方法として

  • 水泳
  • 呼吸筋マッサージ
  • ペットボトルトレーニング
  • 呼吸筋トレーニングデバイス「エアロフィット」

の4つの方法をご紹介します。

 

● 水泳

水泳は陸上スポーツに比べて、ほこりが少なく、湿度が高い環境で行うスポーツです。さらに呼吸が規則正しく、過呼吸になりにくいことから、運動誘発ぜん息になりにくいといわれています。そのため、ぜん息を治療する目的でスイミングスクールに通うことも多いようです。

 

● 呼吸筋マッサージ

呼吸筋は鍛えるだけでなく、柔軟性を高めることも大切です。マッサージによってかたくなった呼吸筋をほぐし、胸郭を動きやすくしておくことが必要です。胸郭が柔軟になると、腹式呼吸のように深いところまで酸素を取り入れることができます。

下記の記事では、呼吸筋のなかでも肋間筋にフォーカスし、くわしいマッサージ方法ご紹介しています。ぜひ参考にして、呼吸筋マッサージをとり入れてみてください。

【マスク生活での息苦しさを解消】肋間筋のマッサージを始めよう!

 

● ペットボトルトレーニング

身近なものを使って呼吸筋を鍛える方法として、ペットボトルを活用したトレーニングがあります。ペットボトルを使ったトレーニングのくわしい方法はこちらの記事でも解説していますので、合わせてお読みください。

【肺活量を高めよう!】ペットボトルで手軽にトレーニング

 

● 呼吸筋トレーニングデバイス「エアロフィット」

気管支周辺の呼吸筋を鍛える方法として最後ご紹介するのが、呼吸筋トレーニングデバイス「エアロフィット」を活用したトレーニングです。

エアロフィットは、口にくわえて呼吸することで呼吸筋に直接刺激を与えることができ、心肺機能の向上に役立ちます。手のひらサイズですので、場所をとらず、旅行先や出張先にも気軽に持ち運ぶことができます。

さらに、エアロフィット専用アプリも開発されており、デバイスをBluetooth接続することで、トレーニングの進捗状況をアプリで管理することができます。肺活量、呼気、吸気をそれぞれ数値化することができるので、日々のトレーニングの成果が目で見て確認できるのもうれしいポイント。

アプリでは、ご自身の肺活量レベルと好みに合わせてさまざまなトレーニングを提案してくれます。ゲーム感覚で、楽しみながらの呼吸筋を鍛えたいという人におすすめです。

 

呼吸筋を鍛えて呼吸機能を高めよう!

呼吸は私たちが生きるために欠かせない動作です。そして、肺や気管支は呼吸機能にとって重要な役割を果たしています。肺や気管支を鍛えるためには、その周辺の呼吸筋を鍛える必要があります。

今回は気管支を鍛えるために、その周辺にある呼吸筋を鍛えるメリットやその方法についてお伝えしました。本記事を参考にぜひ呼吸筋のトレーニングを実践してみてくださいね。

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